現在午前五時。今私は真っ暗な公園にいる。私はこれを紅茶花伝とタバコを片手にベンチに座って書いている訳だ。紅茶花伝には大変な思い入れがあり、今は亡き大切な人と過ごした日々などを思い出している。
私の闘病生活も長いものだが、かつて私には最強の協力者がいた。その人物は私の母方の祖父で、協力者でもあり、良き理解者でもあった。私は大のおじいちゃんっ子で、子供の頃は一緒に住んでいたこともあるし、我が家が引っ越してからも極近場に住んでいたので大変可愛がってもらった。
祖父は私が病気になった後も毎日のように我が家へ様子を見にやってきた。引きこもり同然の生活をしていた私にとって、祖父は外の世界から来る数少ない存在だ。
続きを読む 統合失調症の私を支えた偉大な祖父のこと