長年インスタントラーメンを食べ続けて、さすがに飽きてきた今日この頃なのだが、ふとコンビニの冷凍食品売り場で見つけた冷凍ラーメンに感激したので、ここに書いておこうと思う。
コンビニの冷凍ラーメンとは、生麺が凍った状態でパッケージになったモノだと考えてもらえば良い。生麺と液体スープという時点ですでにカップ麺とは次元が違うとすぐ分かるが、特筆すべきは『具付き』であるという点だ。と言っても別に大した具は入っていない。小さなチャーシューと、もやし、それにコーンが入っている。
写真のものはファミマで買った冷凍ラーメンだが、ほぼ同じようなやつがセブンイレブンでも売っていたので、探せば他にもいろいろあるのかもしれない。（具がしょぼい所まで全く同じだったのには笑った）
で、普通だったら『具が付いてるのか！』『やったね！』で終わってしまう所なのかもしれないが、私はこれにひと工夫する事にした。それが『ちょい足し野菜』だ。これはスーパーなどの乾物売り場で普通に売られているもので、内容としてはカップ麺の具に近い。野菜がフリーズドライになっているというだけの商品だ。
だがこれがコンビニの冷凍ラーメンと相性抜群なのだ。特に味噌ラーメンとは最高の組み合わせになる。
これも一種のズボラ飯の類だと思うけど、美味しくて、あったかくて、満足のできる食事を簡単に用意できるというのはありがたい事だ。
いまさら冷凍ラーメンの作り方を説明するのもバカらしいのだが、一応その工程を写真に撮ってみた。鍋に湯を沸かし、ちょい足し野菜を入れ、冷凍ラーメンを入れ、煮立ってきたら液体スープを入れる。ただそれだけの作業だ。写真を見て貰えば分かると思うが、意外と美味しそうに出来るでしょ？
安くて（だいたい200円くらい）保存が効いて簡単に作れる冷凍ラーメンは、意外とポテンシャルの高い商品なのかもしれない。
あとは、器に盛り付ければ出来上がりだ。と言いつつ、ホームセンターで買ったようなショボイ食器しかなくて申し訳ない。でもいいんだ。これは貧乏飯であり、ズボラ飯でもあるのだから。（昔の人は「モノは器で食わせる」と言ったりもしたらしいんだが…）
この冷凍ラーメンの手軽さは重宝している。今まで食べ飽きるほどインスタントラーメンばかりを食べ続けてきた自分には、こういった便利なものがあるんだと、もっと早く誰かが教えてくれるべきだったのだと思う。今更だが…
あと、何気にこの冷凍ラーメンにはタンパク質がたくさん入っている。栄養成分表示を見てみると約18ｇと記されている事が分かる。巷のプロテインバーがだいたい10ｇくらいだから、それ以上という事だ。これはやはり味噌の大豆パワーなのか、申し訳程度に入っているチャーシューのお陰なのか。
何にしても、このタンパク質だけ見てもらっても、カップ麺を食べてるよりはこっちの方が良いって事が分かって貰えると思う。
今回は、ラーメンが好きな世の独身男性にとっての救世主となるコンビニの『冷凍ラーメン』を取り上げてみた。とてもおいしいのでオススメだ！ ちょい足し野菜もコミコミで、ぜひ試してみてほしいと思う。