AppleWatchが人々の命を救う

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最近では、Apple Watchも段々と人々の間に普及・浸透し始めたようだが、そのApple Watchが危機に瀕した人々の命を救ったという驚きのニュースを、最近よく聞くようになった。Apple Watchは、心拍の異常や、突発的な転倒事故を検出したり、非常時の緊急連絡手段として活躍するなどしているようだ。こういった話はiPhone Maniaというサイトにたくさんの記事があるので見てみてほしいと思う。


実は、私もApple Watchには大変助けられたという経験がある。

それは先日の台風19号の時の話だ。自宅の近くの川が氾濫危険水域を超えたため、我が家は避難する事になったのだが、我が家は車を持っていなかったので、避難所までは徒歩での避難となった。暴風雨で傘もロクにさせない中、カッパ一枚で避難バッグを背負い、ずぶ濡れになりながら這う這うの体で避難所まで行くと「満員でもう入れません」「他の避難所を案内しております」と門で止められ、文字通り『門前払い』されるという悲劇に見舞われた。その時の私の絶望を、どうか察して欲しい。

そんな時に別の避難所まで案内し、私を勇気付けてくれたのがApple Watchだった。Apple Watchには緊急速報メールが随時リアルタイムで届くし、届く時に手首が通知で振動するので、豪雨の中でも避難勧告や避難所の開設情報を見逃す心配がなかった。簡易的だが地図も表示されるので、一度も行った事のない遠くの中学校へも迷わず行けた。家族にも音声入力で一言メッセージのようなものを簡単に送れた。

『そんなのスマホでも出来るよ』と思われるかもしれないが、あの時スマホは使い物にならなかった。というのも、傘も折れて、雨ガッパ一枚で、私は全身ずぶ濡れだったのだ。スマホのタッチスクリーンは水に濡れると極端に反応が悪くなる。暴風雨に吹き曝されている野外では、タッチスクリーンはロクに操作が出来なかったのだ。でも、Apple WatchならSiriに頼める。打ち付ける雨音のせいで、音声認識の精度は極端に落ちたが、それでもなんとかなった。

あの時(台風19号の避難時)に、Apple Watchがなかったら、避難所にも入れず、私は行き倒れになっていたに違いない。だから何を隠そう私自身もまた、Apple Watchに命を救われた人のうちのひとりなのだ。

だからApple Watchを、私は全力で推しますよ!!