(PRODUCT)RED

(PRODUCT)RED
(PRODUCT)RED

アップルの製品の中に(PRODUCT)REDと書かれた真っ赤なやつがあることに気がついた人もいるかもしれない。これは(RED)と言う世界的なキャンペーンの一環であり、アップルもそれの協賛企業という事で、自社の製品に(PRODUCT)REDの名を冠した製品を多く展開しているのだ。早い話しがチャリティー製品という訳である。

(RED)は『世界エイズ・結核・マラリア対策基金』として世界からHIV/AIDSをなくすための活動をしている。その活動は、HIVに感染して生まれてくる新生児の数を減らすなど、実際に高い成果を上げているという。

(PRODUCT)REDの製品を買うと、購入額の一部が(RED)の活動へ寄付され、活用される。価格は通常の製品と同じに設定されており、割高という訳ではないが、安いという訳でもない。

(PRODUCT)RED
(PRODUCT)RED

アップルが(PRODUCT)REDを始めたのはスティーブ・ジョブズが居た頃の時代だったと記憶している。慈善事業になどほとんど興味を示さなかったジョブズが、なぜかこの(RED)にだけは真面目に取り組んでいた。何か思うところがあったのだろうか。

でも、この活動が単なる慈善事業ではなく『真っ赤な製品を企業の垣根を越えてみんなで作る』というムーブメントである点は、ものづくりの観点から見てジョブズも面白く感じていたに違いない。

以下に協賛企業一覧を記しておく。

Nike, American Express (UK), Apple Inc., The Coca-Cola Company, Starbucks, Converse, Electronic Arts, Head, Buckaroo, Penguin Classics (UK & International), Gap, Armani, Hallmark (US), SAP, Beats Electronics, Supercell

ナイキ・コカコーラ・スターバックスなどの錚々たる大企業の名が並んでいる。みんなで応援しよう!