放送大学の卒業が決まったのは良いけれど、それを知らせる手紙に学位授与式や祝賀パーティー、同窓会の案内などが入っていたのには、正直かなりのダメージを受けた。
私は場に圧倒されてしまうタイプだから、学位授与式などの緊張を強いられる場所には出れない。案内の写真を見るとみんなスーツを着ているし、私にはとても無理だ。で、祝賀パーティーに至っては、私のコミュニケーションスキルではまず無理だと容易に想像がつく。まず間違いなくぼっちになる。更に同窓会への入会だが、私は普通の人みたいに自由に活動できないので、入っても何もできないであろう。
私には精神障害者であるというスティグマ(烙印)が常に伴うし、結局のところ私は日陰者として、陽の当たるところには出られない。
今回の案内を見て、私は自分の置かれた状況を、迂闊にも直視してしまった。かなりのダメージを受けた。気分は落ち込み、とても自閉的な精神状態になってしまった。卒業の知らせを見て気分が上がっていた所から急転直下だった。卒業後に何をしようかと思いを巡らしていたポジティブな気持ちは吹き飛び、気分は内に篭った。この様な自閉的な気分は数年ぶりの事で、ちょっと戸惑ってしまった。
結局、私は『全てに不参加』という事を決定し、手続きを確認した。祝賀パーティーとか楽しそうだな〜と羨む気持ちはあるけれど、私は日陰者としての道を全うしようと思う。
追記・気分の落ち込みだが、今はもう大丈夫だ。なんとか立ち直った。