昨年末、私はツイッターのアカウントを閉鎖した。ツイッターはとても楽しかったけれど、同病者のツイートを読むのがだんだんと苦痛になってきたので、苦肉の策でアカウントごとすべてを削除してしまった。数は少ないながらも、個人的なメッセージをやり取りする仲間もいたりしたので、アカウントを削除するのは心苦しかった。最後に一言挨拶だけでもしておけば良かったと少しの後悔がある。
そして迎えた2019年。意外な事にとても清々しい心持ちで新年を迎える事ができた。というのも、私のツイッターアカウントにはこれまで9年間にも及ぶ私の闘病記録が残っていた訳だ。それらを全て削除し、新たな気持ちで新年を迎える事ができたというのは、一つの人生の区切り、人生の精算という意味で、とても大きな意味があった様に思う。
今までは、自分の人生の中心がインターネットの中にあったから、私のツイートも、自分のパーソナリティのすべてを発揮し、とても大切に書き続けていたものだった。だが、それがかえって良くなかった。私はネットの世界に深く入り込みすぎていた感じがする。でも今は違う。今は、自分の人生の中心が『現実世界の中』にある事を実感できる様になった。なのでこれからは、バーチャルの中ではなく、現実の世界の中で頑張っていこうと思っている。今年は、そういう新たな気持ちで、新たな出発の年にしたい。
これらの事があった所為か、今年に入ってからはとても頭がスッキリしている。生まれ変わった様な気分だ。今年は良い一年になる様な気がする。頑張ろう!