私は昔から注射が大の苦手。先日病院で採血された時、案の定恐怖のあまり意識を失うという醜態を晒した。三十過ぎたいいおっさんがぶっ倒れるというのは情けないものである。その時思ったのは『私はまだまだ助けられる側の人間だ』という事。人の役に立つ人間になるなぞ、現状では夢のまた夢である。