昨日から断薬を決行している。私は、熟慮の末の完全な決意を持って、これを成し遂げたい。皆さんは決して真似しない様に。

断薬というのは素人判断で勝手にやってはいけないものだ。それは良くしてくれた主治医への裏切り行為でもある。そこが後ろめたい。私は良好な状態を維持しているが、もう何年も代わり映えしない。だから私は病気へのアプローチを変える。病気との共存から病気の克服へと舵を切る。

現在2日目。そんなに早く効力が無くなる筈は無いのに、早くも不調に見舞われる。手足がやたら冷え、奥歯に妙な力が入り、気持ち悪い。意識も昨日とは明らかに違う妙な違和感がある。でも病気の症状では無い。これは薬の血中濃度の変化による、一連の離脱症状のほんの始まりに過ぎない。