薬が減った事で、私の中で様々な変化が起きている。
- ネガティブな感情は無くなり、
- 日常の何気ない景色を素晴らしく感じる様になり、
- 衰退していたメンタル的なエネルギーが復活、
- 活動的になり家事が捗る。
- それにタバコが不味くなった。
これらの現象には私なりの解釈がある。これから解説する。
ネガティブな感情がなくなる
これは要するに薬のベネフィットよりリスクの方が上回っていた事から来ていたのだ。私の場合十年を超える超長期で同じ薬を服用していたので、ベネフィットは低下、リスクだけが残っていたのだ。薬減らし後、今まで日常的に感じていた焦りと不安はすっかり姿を消した。
日常の何気ない景色を素晴らしく感じる
これは私がごく普通の認識能力を獲得したという事だろう。認識能力が病的・薬的な悪い補正から解放されたのだ。というかいわゆる『普通』の人達は世界をこういう風に認識していたんだと分かり、私は結構ショックだった。私だけが地獄に住んでいたのだ……
衰退していたメンタル的なエネルギーが復活
私は13歳で発病した時から、ずっとエネルギー切れの様な状態だった。普通の人が普通にできる事も、私にとっては10倍のエネルギーが必要だった。これは恐らく薬の所為では無くて、病気そのモノの症状だったのだろう。だがもう過去のモノになった……
活動的になり家事が捗る
エネルギーが復活した事で今までとは日常生活のペース配分が変わった。今までは無理が効かなかったので自分のペースは極力控えめに設定する必要があった。だが今は頭が思いついた事をその場で実行に移したとしてもちゃんと負荷に耐えられる。控えめ設定が不要になった。
タバコが不味くなった
タバコには脳を活性化させる作用と沈静化させる作用が両方入っている。脳機能に問題がある人はそのバランスを保とうとして喫煙する。美味しく感じる。だからタバコが不味くなるのはバランスがとれているサインだ。脳が『状態良い時に余計な物入れんな!』と言っているのだ。