M2PLUSという医学書専門の電子書籍サービスがあるのだが、そこで購入した一冊の本が、母を悩ます閃輝暗点の対策に大きく役立つ事になった。それは『頭痛治療薬の考え方,使い方 改定2版』という書籍なのだが、これには頭痛に関するあらゆる事が網羅されていて、母の症状の理解に大いに役立った。

ネットをいくら検索しても見つからなかった答えが載っていた。特に重要だったのはサプリメント・漢方薬・食事療法といった患者自身が実行できる代替療法についてだ。今までは不安でいっぱいだったのだが、頭痛の仕組みから使える薬剤、そして代替療法の知識まで知れた事で、かなり光が見えてきたぞ!

色々な謎も解けた。例えば母が通うかかりつけ医が内科・心療内科共に『なぜ片頭痛治療薬を処方してくれなかったのか』といった疑問や『何十年も前の妊娠中になった症状がなぜ今になって再発したのか』などといった疑問などなど…

医学書を読むと自分の無知を思い知らされる。お医者さんの頭の中には医療知識がありえない密度で詰まっているんだね。だから私は医師をとても尊敬している。が、ただ一つ不満なのは『そこまで分かってるんだったら治してくれよ!』という事。頼むから母を治してあげて欲しい……ただそれだけなんだよ…