どこかに私の生きる道がある筈だから

私のツイッターをIBMの人工知能に解析させると必ず表示されるのが『仕組』である。今までこれがなんの項目なのかイマイチ分からなかったのだが、サイトが改善されてこれに注釈がつく様になり、最近になってやっとその意味を知る事が出来た。

『欲求』の項目に表示される『仕組』は『明確な目的を持っている組織、計画、および物事の必要性。』を表しているのだそうだ。明確な目的を持っている組織・計画・物事って、私が日々の生活で心の底から渇望しているモノそのものだ。凄い、この診断、すごく当たっている。

その他にも『個性』の項目では『知的好奇心』が一番高く『経験への開放性。 知的好奇心があり、落ち着きがあり、美に敏感で、新しいことを試そうとするタイプです。 』と出る。更に『価値』の項目では『変化許容性』がトップ。そこには『生活における興奮、新規性、および挑戦』と書かれている。

これらを総合すると『私は何かをやりたくてやりたくて堪らないんだな…』という事が分かる。私は心底、病人でいる事に飽きているのだ。何か大きな目的を見つけて、そこに向かって一直線に向かっていきたい。なのに現状はそれが叶わず、社会的孤立で苦しんでいる。このギャップがとても苦しいのだ。

人工知能ワトソンによる診断
人工知能ワトソンによる診断

IBMの人工知能による診断は、本来は広告のターゲティングの為に開発されたモノだ。ユーザーの好みや価値観を解析して、適切な広告を表示させる。そういった技術のプロトタイプが、このワトソンによる診断なのである。私はこの技術を占い師代わりに使っている。この診断はとても役に立つんだ。

明確な目的を持っている組織・計画・物事って何があるだろうか。そんな大それたモノは私の出来る範囲にはない様な気がするのだが…… 私はやる気ある若者だったが、病気の所為で、何もしないうちにいつの間にかおっさんになってしまった。実にもったいない事だ。

私は社会に文句を言ってやりたい。障害者を生かさず殺さずの飼い殺しにしておくのは、障害者の尊厳を著しく侵害しているのだと言いたい。健常者と障害者の人生がこうまで違ったモノになっているのは、障害の有無の所為ではないのだと思う。社会的障壁さえなければ別の可能性があった筈なのだ。

自分がどうしたらいいのか分からない。考えても考えても答えが出ない。考えのないまま何かを実行し、もし失敗して、そのストレスから病気が再発する様な事になったら、一巻の終わりだ。なのでどうしても慎重にならざる得ない。考えなくては…知恵を絞らなくては…どこかに私の生きる道がある筈だから…