お気に入りの音ゲー(スマホアプリ)のプレイ動画をiOSの画面録画機能を使って撮ろうと思ったのだが、どうにも上手くいかない。音が入らなかったり、もしくは途中で切れてしまうなどする。
どうやら著作権で保護されているコンテンツは、録画出来ない仕組みになっているらしい…
何をするにも著作権は悩みの種となる。
アーティストが作品を作って、それを売るのは良い事なのだろう。ただ、その収入を『不労所得』にしようとしたところに、現在の不幸があるのだと思う。その為に複雑な権利体系が出来上がってしまい、売る方も買う方もがんじがらめになってしまった。
モナリザやダビデ像の時代は、実物を売ったら、それで終わりだった。世の中に出して、どれだけの値を付けてくれる人が現れるのか、という時代だ。だが昨今の様にデジタルコンテンツ全盛の時代になってくると、もはや昔の様にはいかなくなる。
私たちのスマホの中に入っているデジタルコンテンツは、あくまで利用権を購入しているだけであり、作品そのものを所有しているという訳ではない。芸術作品は、身近にある様で、実はとても遠い所にある。
私を悩ます著作権。アートとは本来どう扱うのが正解なのだろうか。