がんに関する授業は『がんを知る』と『がんとともに生きる』の2科目を受講した。この授業では巷に溢れるいかがわしい情報に惑わされず、どこに行けば正しい情報が得られるのかについて、有益な事をたくさん学ぶことが出来た。
そこでは補完代替療法についても明確な説明がなされており、補完代替療法とは標準治療に取って代わるものではなく、様々な症状を『緩和』し、『QOLを上げる』為にあるのだと説明されていた。さらに健康食品の類で効果が証明されているものは『皆無』であるとの説明もあった。
『標準治療』と言う言葉からは『並の治療』という響きを感じるが、実際はそうではなく、標準治療とはちゃんと効果が証明されている『最高の治療』という意味なのだそうだ。この事を知らずに過ごしているととんでもないことになる。これらのことから、授業ではがん教育の大切さも理解する事が出来た。
とにかく新聞・雑誌・インターネットなどのヘンテコな情報や、妙な健康食品などに騙されないように、誰しもが日々最新の注意を払っていくことが大切だと思った。