ツイッターのミュート機能は便利だ。アカウントのミュート機能は一般的によく使われているが、私がオススメしたいのは特定のキーワードをミュートする方法。例えば『日大のアメフト』の話題にうんざりした時などに、禁止ワードとして『日大』を指定しておくと、その話題はタイムラインから消える…

先日もとても痛ましい事件があって、湧き上がる怒りや悲しみから『ちょっと平静を保てそうにない』と思った私は、大変申し訳ないという思いはあったが、ミュート機能(禁止ワード)に『女児殺害』を指定して自分のタイムラインの平穏を保った。これは、私の様に敏感な体質の人には有効な自衛策となる。

だがこの方法は危険性も孕んでいる。私は『森友』や『加計』といったワードも(もうウンザリしてしまったので)ミュート指定しているのだが、これらのニュースについては『必要な情報なのではないか?』『本当に遮断してしまって良いのか?』という心配が残るのだ…

色々なニュースはウォッチしておきたいので、ニュースサイトのフォローを解除する訳にはいかない。だが一度大事件が発生してしまうと、メディアはそれ一色に染まってしまう。これは『必要な情報である』という一方『過剰な情報量である』と考える事もできる状況であり、かなり悩みどころだ。

タイムラインに溢れかえる情報がアンコントロールな状況になってしまうと困る。ニュースサイトの情報を(それが劇場型の様相を呈してくれば尚の事)無条件に摂取し続ける訳にはいかない。それでは疲れるし、考え方も偏る。それに私は時事問題をウォッチする為だけにツイッターを使っている訳じゃない。

なのでミュート機能で自身のタイムラインをある程度コントロールする事は必要である様に感じる。ミュート機能には期限が設定できる様にもなっていて、一時的な対処にするのか永続的な処置として扱うのかは選べる。これなら今後もニュースサイトと良いお付き合いがしていけるのではないかと考えている。

余談だが、ミュートワードに『結婚』を指定する事もできる。これで『誰々が結婚した!』などのゴシップ情報から逃れる事ができる。私の様な独身のアラサーにとっては、これもタイムラインを平穏に保つ為の、ひとつの自衛策だ。(笑)