私はこの4年間、ブログとツイッターに自分の記録を残して来た。それは何の為かと言うと、私と同じ様なメンタルの病気の人へ、情報を共有し、連帯を示す為だ。私より後に病気になった人達が、私の残した情報を見て、私が切り開いた茨の道を、私より楽に歩く事ができたら、それはきっと意味のある事だ…
病気になったらそれで一巻の終わりなんて事はない。私の人生がそうだった様に、病気になった後の人生というのがまだまだ長く続くんだ。私は同じ病気で苦しむ誰かの為に『生きる』ということを示す必要があった。その為に作ったのが私のブログでありツイッターであった訳だ。
私の人生はまだまだ続く。これから大学卒業という一大イベントが待っている。その後は就労か… もしそれが上手く行ったら障害者手帳と障害年金を打ち切る手続きもあるかもしれない。未来がどこまで続いているのか、正直見当がつかない。この記録を残さねば…
せっかく受給している障害年金を自ら打ち切るなど聞いた事がないし、ネット上にもほとんど存在しない情報だ。でも役所にはそういう書類がちゃんとあるんだ。不思議な話だが、私が障害者であるという事実は、たった数枚の紙と事務的な手続きで決まっている。
だから精神障害者というモノがどう言う存在か、私にはよく分からないんだ。今は良い薬もたくさん出て来ているし、医療も福祉もどんどん変わってきている。これがどこまで変わるのかは分からないが、それは私の障害者としての人生がまだまだ未知数であると言う事に他ならない訳だ。
だから私は統合失調症と闘い続けるんだ。茨の道を切り拓く。それが私の人生だ。そして私はその記録を残す。もし、その記録が誰かの役に立ったなら、それが『私が生きた意味』となる。 安心してほしい。私は病気に屈したりなどしない…