ナイキのシューズで走ろう!

スポーツが苦手だ

私は子供の頃からスポーツが苦手だったので『運動は自分には向いてない』とずっと思っていた。いくら『健全な精神は健全な肉体に宿る』と言われても、そもそも運動が苦手なのだから、スポーツなどは別世界の出来事であって、自分には無理な事なんだとずっと諦めていたのだ。だがナイキのギア(ランニングシューズやウェアのことをギアと言う)に出会って考えが変わった。

これまでウォーキングは好きでずっと続けていたが、それがスポーツになっている実感は無く、事実ダイエット効果もまるでなかった様に思う。それに私の病気では、そもそも体を動かすという行為のハードルが高くて、疲れてしまってとてもじゃないが続かない。普通の人なら、スポーツをした後というのは『爽快感』の様なものを感じる筈なのだが、私には今までそれがまったくなかった。残るのはいつも『疲労感』だけだ。

だがある時、客観的に自分の姿を見た事で、その疲労感の原因に気付いてしまった。間抜けな話だが、私はジーンズを履いて、コートを着込んで、革靴を履いて多摩川をウォーキングしていたのだ。誰が見たってそれがおかしい事だと分かる。疲れて当然だろう。(笑)

ナイキのギアを入手

現状を打破する為、私は奮発してナイキの公式オンライショップでランニングシューズやウェアを買い揃えた。それを着て初めて外の世界へ出た時の開放感は素晴らしかった。体は驚くほど軽く感じられ、ちゃんと自由の効く身体になっていたからだ。私は心の中で満面の笑みを浮かべた。(そりゃそうだ!)

シューズとウェアがあれば意外に走れることが分かった。体力は変わっていないのにナイキ製品を身に付けただけで移動距離は2倍くらいに跳ね上がる。何よりあまり苦しく感じない。この事からいろいろ分かる。

つまり私はスポーツが苦手だったのではなく、病気のせいで運動が出来なかった訳でもなかったのだ。運動に関する苦手意識はすべて自分の思い込みだったと言う事を、ナイキのギアが証明してくれた。自分は運動が苦手ではないという事にもっと早く気付きくべきだった。と同時に、今までの運動嫌いを理由にした自身の不健康な暮らしの事を悔やんだ。

余談だが、ナイキの公式オンラインショップで買ったのは正解だった。最初に届いたシューズは私にはサイズが小さかった。だが、届いた箱の中に返品の用紙が入っており、そこに何と『サイズ/カラー変更に限り、一回のみ交換が可能です。』との一文が添えられていたのだ。すがる思いで返品。その後、無事ワンサイズ大きいシューズが送られてきたので、私は安堵した。これは公式ならではの素晴らしいアフターサービスであり、本当にありがたい事だった。感謝!

楽しいランニング

我が町には多摩川が流れており、そこは格好のスポーツスポットになっている。河原には野球場や広場もある。運動をしたいなら、ここを利用しない手はない。それに土手沿いというのは信号機がなく、坂道もなく、とても走りやすい場所でもあるのだ。我が街では『サイクリングロード』としてよく整備されている。

私はこの土手沿いを以前から散歩コースに入れてウォーキングに利用していたのだが、ナイキのギアを手に入れて以降、このウォーキングコースはめでたくランニングコースに昇格した。流石に都心のおしゃれな『皇居ランナー』には敵わないが、ここはここでなかなか快適で気持ちの良いコースである。歩って良し、走って良し、サイクリングに良し。休日に行けば多くの人が行き交っている。祖父がこの場所を好きだった理由がよく分かる。

ちなみに、運動をする様になったおかげで私の体重は順調に減ってきているのだが、まだまだ肥満状態から脱する事は出来ていない。走ると贅肉がぶよぶよ動くので不快だ。この贅肉の揺れさえ無ければ、とても快適に走れるのだが… それでも今は体を動かす事が楽しくてたまらない。

昨年買ったApple Watchも活躍してくれている。運動した事実はApple Watchを通じてすべて自動で記録されているので、自分の頑張りを客観的事実として残しておける。時間や距離やバイタルを確認しつつ、音楽を聴きながら走る事も出来るので、とてもハイテクだ。

なんにせよ、スポーツを楽しいなんて思ったのは初めての事だし、そう思えたのは間違いなくナイキのおかげだ。ナイキには改めて御礼を言いたい思う。ありがとうナイキ!!