一生懸命確定申告の用紙を作ったが、もしかして私は申告の必要はない? 昨年やった事は殆ど利益にはならず、納税どころか逆に63円の還付金が発生した。たった63円の為に確定申告するのも馬鹿らしい。今日になってプリンターがぶっ壊れてる事が発覚。印刷も出来ないし、もうどうでもよくなった。

たった63円ではあるが『一円を笑う者は一円に泣く』とも言うし、プリンターさえマトモなら是非申告したかった。利益が出なかったとはいえ、私の経済活動をちゃんと公的記録に残す事は意味のある事のように思える。 しかし税務署の余計な仕事が増えるだけだと言い換える事も出来るかも。う〜ん。

現在服薬している薬はリスペリドンと睡眠導入剤のみ。非常にシンプルだ。他三種類の薬は断薬継続中。その中で一番厄介なのがリーゼだった。今の不調もこいつが原因だ。一昨日の夜、私の夢に不気味なリーゼのお化けが出てきたので『あぁ、良くない薬だったんだなぁ』としみじみ思った。

リーゼは抗不安薬である。その作用は感覚を鈍らせ苦しみや痛みを和らげる。今回リーゼが無くなってハッキリ分かるのは匂いを感じる様になったという事。外に出て雨上がりの空を見上げた時などは、雨や土の匂い・季節・天候・街並みなどをリアルに感じる。こんな感覚は小学生の頃以来だ。

今回の断薬経験から分かった事がある。それはドーパミン仮説は本当だという事。ドーパミン神経機能の過活動としか考えられない症状が私にも色々出た。詳しくは過去のツイートを参照してほしい。結果、完全な断薬は断念しリスペリドンだけは飲み続ける選択をせざる得なくなった。無念。

ドーパミン神経機能の過活動は正直キルゾーンだと思った。とても耐えられない。私が断薬中出た症状は『脳内で全ての思考が言語化する』というもの。それはまるでマシンガントークを繰り広げるラジオDJが一日中ノンストップで喋り続けているようなモノ。あんな地獄は二度と御免だ。

断薬21日目。節目の三週間経過。暫く記録をサボっていたが最近はあまり大きな変化はない。結局の所耳鳴りとふわふわ眩暈だけが残った。今回の断薬は結果的に断薬と言うより減薬になった訳だが、減らした薬の量に頭が適応しようと頑張っているのが分かる。だが一歩づつ一歩づつって感じ。

断薬11日目。頭がクラクラする。若干の目眩もある。だが概ね良好な状態が続いている。あと体の緊張にはサロンパスが効果的だった。今回の断薬ではどんなに苦しくても怒りや不安と言った負の感情が出てくる事は無かった。身体症状は酷かったが、自分のメンタルの土台はしっかりしている。

断薬10日目。どうもまだ本調子ではない。体のどこかが緊張している。光の見え方が変だし、頭も疲れてグワングワンし、顔の引きつった感じもある。今ある不調は断薬直後の苦しみに比べれば屁みたいなモノだが、これはこれで不快だ。現在副交感神経を意識した対処療法でしのいでいる。

断薬9日目。一日中頭の中がいっぱいになった様な疲れが続いた。夜になって、断薬後初めて完全なリラックス状態が戻り、それらの症状から解放された。分かった事は体も相当の緊張状態が続いていたという事だ。メンタルは、元のちゃんと土台のある所へ、ようやく着地してくれた様な感じ。

断薬8日目。睡眠が短く、蓄積された疲れが取れない。午前中は快適に過ごせたが、午後になると耳鳴り、冷え、頭痛が現れ、疲労困憊した精神状態が続いた。昨日に比べ感覚の過敏、息苦しさ、咳は改善した。どうも安定剤のリーゼを止めているのが色々影響している様だ。もう少し様子を見る。

断薬7日目。久しぶりにぐっすり寝れた。よかった〜。現在飲んでる薬はリスペリドンと睡眠導入剤のみ。断薬継続中の薬は安定剤と副作用止め、あと書き忘れていたけど若干のルーラン。リスペリドンを再開しただけで自律神経の暴走は止まり安定。各種症状は一気に無くなった。う〜ん・・・。

断薬を継続している薬もあるので、咳、息苦しさ、耳鳴りがほんの僅かだが残った。暫くはこのまま様子を見る。他の症状はリスペリドンたった一錠、ほんの小一時間で一掃された。 今回の断薬経験から、私は自分の病気の大本の原因を理解した。140字ではとても語り尽くせない程の発見!

断薬6日目。断薬失敗。(早っ!) 昨日私が衰弱しきっている時『人間の分類から社会構造の全てを説明出来る図案』なる物を思い付く。これがどういう事か分かるだろうか。妄想の症状が現れたって事だ。 今までの離脱症状とは訳が違う。今日、急遽リスペリドンだけ服薬再開。無念なり。

相変わらず食欲が出ない。あれ程大食らいだったのに不思議だ。交感神経の暴走中は胃腸の機能がほぼ止まる。今日になってやっとオナラやゲップが出る様になったのでこれは副交感神経が機能してきた証拠。少し安心した。食事が苦痛になるなんて事が、まさか我が身に起こるとは。

断薬5日目。希望が見えてきた。今までの症状は交感神経が優位になってるというよりは交感神経の暴走だったと言ったほうがいいのかも。今日になってやっと副交感神経とバランスを取ろうという姿勢が伺われる様になった。今日も各種症状は継続しているが昨日よりは一段階改善している。

私が昨日実行した、副交感神経を働かせ離脱症状を抑える為の対処療法を記す。ストレッチは抜群の効果があった。タダの『伸び』でも十分効果がある。そして風呂。湯船に浸かっている間は、苦しみから逃れられた。あとは甘酒。僅かでもアルコールの入っている物を温めて飲むべし。

断薬4日目。昨日に続き今日もあまり寝れなかった。感覚の過敏が続き、頭がやたら回転し、異様な集中力が継続する。咳と喉の詰まり、呼吸の苦しさもある。手足の冷えは慢性化した。これらの症状は、交感神経優位の状態が続いている事を示しているのであって、元の病気の症状などではない。

辛い。だがここを乗り越えないと断薬を実行した意味がない。予め想定していた事だ。要は副交感神経がちゃんと働くようにしてれば良いのだ。布団で寝たり、タバコを吸ったり、ご飯を食べたりすると、症状は一時的に良くなる。だが継続しない。やめるとすぐ交感神経優位に戻ってしまう。

服薬していた薬についても書いておこう。私のはリスペリドンを柱に据えた処方で、他には安定剤と副作用止め、睡眠導入剤のみ。決して多剤処方では無いし、半減期のサイクルも短いなど、断薬するにはかなりの好条件が揃っている。主治医に感謝である。勝手な断薬、申し訳ない。

やっぱり手足が異常に冷える。これは断薬による自律神経の異常だろう。私は十年以上同じ薬を処方されているから、自律神経も薬が作用している状態を基準に出来てしまっている。この自律神経が新たに薬の無い状態に適応するにはどれくらいの期間が必要だろうか。数日か、数ヶ月か、数年か?