医療保険を申し込んでおいたのだが、審査で落ちた。もちろん統合失調症だからというは大きいけれど、それよりも問題なのは私が無職であるという事だろう。ことあるごとに社会から『働け！』という圧がかかる。社会からしてみれば私が無理して再発しようとその結果死んでしまおうと関係ない訳だ……

なんで雨の日は心が落ち着くのか考えてみると、それは人間の歴史と関係しているのではないかと思った。人は狩猟採取から農耕へと移り変わっていったが、その長い歴史の中で、常に『雨の日は仕事ができない日』であった訳だ。なので雨の日に体が休息モードになるのは遺伝子レベルでの事なのだろう…

よく雨の日に憂鬱になる人がいるが、これは雨が降っているから憂鬱になっているのではなく『仕事（日中の活動）ができない日』もしくは『仕事がやりづらい日』という意味で憂鬱になっているのかも。基本的に人は働きたいんだ！ 働くという事には遺伝子レベルで重要な意味がある、という事なのだろう…

外は雨が降っている。そして涼しい。とても落ち着いた気分になる。今年は梅雨に雨が少なく、七月の初めから連日の様に真夏日が続いていた事もあって、体感的にはもう十分夏を満喫したつもりでいた。なのでなんとなく秋の物悲しさを感じているのだが、考えてみれば今はまだお盆で夏真っ只中だったのだ…

今日はこれから雨が降る。家の気圧計でもかなり気圧が下がっている事が確認できる。以前は気圧が下がると体調不良や気分の落ち込みがあったが、現在ではむしろ気分が落ち着く。高ぶった神経がリラックス状態へと切り替わるからだろう。体って不思議だ。

弁慶が立ったまま死んだエピソードは有名だ。それを知らない若い人であっても、ワンピースの白ひげの死に様がそれだと言えばちゃんと通じる。死しても敵に屈さずというのは意思の力によるモノなのだろうか。あまりに強固な意思を持つモノは、もしかしたら死後もその意思を保ち続けるのかもしれない。

一晩成り行きを見守っていたが、ビットコイン（チェーン分岐の問題）は大した騒動にはならなかった様だ。世界は私が思っていたよりも冷静かつ理性的なものなのかもしれない…

いよいよ今夜、これまで続いてきたビットコイン分裂騒動に決着がつく。このまま行くとチェーンは分岐し、新たに『Bitcoin Cash』なるモノが生まれる事になりそうだ。私にはもはや何が何だか分からない。以前持っていた2BTCは既に手放してしまっているので、今夜は高みの見物だ。

ビットコインはネットワークを牛耳る中央政府が存在しない所に価値があった。なのに今は開発者は派閥に分かれ、マイナーの介入による影響力も強く、コミュニティと呼ばれていた集団内ではハッカー達が『政治』に勤しんでいる。非常に残念な事だ。何事もお金が絡むと怖いなと思った。