減薬22週間達成。禁煙7週間達成。捻挫4週間弱経過。なんか今年は耐える年だなあ。でも1日1日の積み重ねが確実に結果を引き寄せる。いまさらながら忍耐の大切さを学んだよ。 あと捻挫が予想外に長引いている。あとひと息で治りそうなんだが、一歩ずつって感じ。やはり忍耐か。焦らず治そう。
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抗精神病薬・抗不安薬・睡眠導入剤の段階的断薬と、その離脱症状や反跳性不眠に関する記録などなど…
私は今年の初詣で『健やかに暮らせますように』と願った。だが健康な体を手に入れる事がこんなに難しいとは・・・。食事・服薬・喫煙・肥満などなど私の生活はボロボロだった。一つづつ地道に変えていくしかない。時間は掛かるだろうが、少なくとも何もしないよりは良いに違いない。ふんばるしかない。
すっかり忘れていたが、計算してみると断薬(実質的には減薬)を始めて今日で17週間目、四ヶ月を無事に終え五ヶ月目に入った事になる。奇跡だ!!
断薬後の私の状態だが、最近はなんとなく活動量が減って内向的になった印象を受ける。だが単に気候の変わり目に反応してるだけにも思えるし、薬の影響かはわからない。断薬前と決定的に違うのはネガティブな感情(不安・怒り・焦りなど)が全くなくなり、常にナチュラルな精神状態を保てている点かな。
断薬は完全に成功している。もう大丈夫だ。断薬の苦しみを知っているんだったら禁煙なんて屁みたいなものだ。禁煙もきっと成功出来ると信じている。あとは標準体型まで痩せられれば万々歳なのだが、これは苦労しそうだな。
副交感神経を活性化する発酵食品の効能
私が断薬をして得た貴重な経験の一つが発酵食品の効能である。
断薬中に自律神経のバランスが崩れ、私は交感神経の暴走を体験した。なんとか副交感神経を働かせるべくあれこれ試行錯誤した結果、以外にも甘酒が抜群の効果を発揮した。今では納豆や味噌などの発酵食品にまで対象は拡大。健康と自律神経の為に毎日欠かさず摂る様にしている。
自律神経というのは交感神経と副交感神経が相互にバランスをとりながら働く。交感神経は体を戦闘体制にし、日々の仕事や古くは狩りをする時などに体を調整する。副交感神経は真逆で、体を回復モードにする。この回復モードが如何に大切かという事を考えていくと、社会生活上の様々な問題点が見えてくる。
続きを読む 副交感神経を活性化する発酵食品の効能断薬49日目。驚異の7週間越え! 一連の離脱症状は完全に無くなった。やったあ! とても辛く不安な断薬だったけれど、結果は主治医の理解も得られて大成功と言って良いだろうと思う。これにて断薬日記はめでたく終了します。今まで私のツイートにお付き合い頂き有難うございました。
《薬局にて》
薬剤師「あの、お薬が少ないんですが……」
志気 (断薬の事情を説明)
薬剤師「お辛かったでしょう……」
志気 「はい。酷い目にあいました 」
その心遣いに感謝! 薬剤師もベンゾジアゼピン系の離脱の苦しみをちゃんと知っているらしい。意外だ。
断薬について私の主治医も薬剤師さんも好意的であった。彼らは医療に携わる者として、自分の出す薬が何であるのか良く分かっている。ネット上には医療不信を訴える人達もいるが、医者をそう悪く言うモノではない。彼らは頭が良い。病気と真剣に向き合う者にとって医者は何よりの味方だ。
断薬42日目。記念すべき6週間突破! 今日は断薬後初めて主治医の元へ。事の顛末を洗いざらい告白してきた。断薬中に出た症状を根掘り葉掘り聞かれたが、症状が今は無くなっている事を聞くと、意外にも「鯛を焼かなきゃいけないくらい目出度い!」と喜んでくれた。意外な反応に驚いた。
この記録を付けていたのが幸いし、主治医へ詳細な報告をする事が出来たのは良かった。その結果主治医の理解を得られ、私の処方箋は私の希望通り断薬を反映させたモノになった。これで私の苦労が報われた。私は今此処でお薬手帳を感慨深く眺めている。
断薬37日目。凄い凄い! どんどん良くなっていく! 不調が無くなったばかりではなく、最近困っていた視界にモヤがかかった様な症状も無くなり、意識がとてもハッキリしている。しかも自然な感じに。不安や抑うつ、怒りなどの負の感情は全く無い。やった! これを待っていたんだよ。
断薬35日目。何と5週間突破。ここまで長かった。一連の離脱症状はもう殆ど自分でも自覚出来ないくらいに改善。しかし以前に比べると活動量が減ったし、疲れやすくなった。元々こんなだった様な気もするが、どうも釈然としない。断薬に成功したらもっと元気になっている予定だったのに。
自分の服用している薬を晒すのは気が引けるのだが、ここまで記録を付けた以上ハッキリ残しておこうと思う。計3種類の薬を断薬成功!
断薬前…
《朝晩》リスペリドン・リーゼ
《夜のみ》ルーラン・グラマリール・マイスリー
断薬後…
《朝晩》リスペリドン
《就寝前》マイスリー
今回の断薬ではブログなどウェブの情報源が唯一の頼りだった。実際に断薬に成功した人のブログは第1級の資料として重要視した。だが割と多いのが『妻が支えてくれた』との記述。私は独身だし今回の断薬は家族にも話してなく孤独な闘いが続く。果たして何のサポートも無く断薬出来るのか?
断薬34日目。症状は相変わらず。昼間は大分調子が良いが、夜寝る前の2時間がつらい。丁度薬の効果が薄れてくる時間帯だ。う〜ん。 精神科の薬に限らず、他のヤバイ薬やタバコなどにも言える事だが、薬物は人の人生と尊厳を奪う。人間は人間の繊細な脳活動に介入すべきではない。
断薬33日目。う〜ん。どうも意識と感覚に違和感があるなあ。いつまで続くんだろうか。と言ってもまだ断薬して一ヶ月足らずだし、順調に行っても2ヶ月から 6ヶ月は離脱症状を覚悟しなくてはいけない、そういう世界だ。今まで味方だったモノがいざ敵に回ってしまうとこうも厄介なのか。
断薬28日目。節目の4週間経過。目眩、動悸、光が眩しい、耳鳴りなどの症状が若干残っているが問題ないレベル。感覚的に中学生に戻った様に色々なモノが新鮮。 あの頃に戻ったのならもう同じ失敗はしない。何故なら悟っているから。
続きを読む現在服薬している薬はリスペリドンと睡眠導入剤のみ。非常にシンプルだ。他三種類の薬は断薬継続中。その中で一番厄介なのがリーゼだった。今の不調もこいつが原因だ。一昨日の夜、私の夢に不気味なリーゼのお化けが出てきたので『あぁ、良くない薬だったんだなぁ』としみじみ思った。
リーゼは抗不安薬である。その作用は感覚を鈍らせ苦しみや痛みを和らげる。今回リーゼが無くなってハッキリ分かるのは匂いを感じる様になったという事。外に出て雨上がりの空を見上げた時などは、雨や土の匂い・季節・天候・街並みなどをリアルに感じる。こんな感覚は小学生の頃以来だ。
今回の断薬経験から分かった事がある。それはドーパミン仮説は本当だという事。ドーパミン神経機能の過活動としか考えられない症状が私にも色々出た。詳しくは過去のツイートを参照してほしい。結果、完全な断薬は断念しリスペリドンだけは飲み続ける選択をせざる得なくなった。無念。
ドーパミン神経機能の過活動は正直キルゾーンだと思った。とても耐えられない。私が断薬中出た症状は『脳内で全ての思考が言語化する』というもの。それはまるでマシンガントークを繰り広げるラジオDJが一日中ノンストップで喋り続けているようなモノ。あんな地獄は二度と御免だ。